2017年9月19日火曜日

遠野祭り 遠野南部流鏑馬



柳田國男の遠野物語で有名な遠野の流鏑馬を見てきた。















遠野祭りのイベントのひとつとして毎年行われているらしい。
流鏑馬の後の郷土芸能パレードに出る大勢の市民が、獅子踊りやら田んぼの神様やらの衣装で待機していて不思議な空気が流れる。神様が流鏑馬を見に集まってきているかのようだ。このあたりは遠野物語に書かれている町の雰囲気を感じさせる。

射手3人が3射を3回ずつ行うのだが、遠野南部流鏑馬の特徴は介添奉行が射手の後に走ることである。
遠野郷八幡宮のHPによると、孫が流鏑馬を的中させた喜びのあまり「よう射たりや」と叫んで疾走した爺さんに由来するという。このなんだかよくわからない感が遠野っぽい。
ちなみに馬場が硬いのと馬が大きくて速いのとで難しいのだろう。的中率はあまり高くない。



ヨー!イタリア!と叫び、扇子を振りながら全力疾走する介添奉行

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