2023年10月3日火曜日

初心者向け世界の言語(文字編)

 ようやく見つけた看板


その看板を見て「なんじゃこりゃ。全く読めん」


と思ったらそれはチャンスです。



ジオゲッサーでは会話をするわけではないので発音がわかる必要がないのはもちろんのこと、読むことすらできなくても国を当てることはできます。


たとえばこれ


一度見たら忘れられない強烈にまるまるした渦巻文字
「灌漑局」と書いてある・・・らしい

スリランカ(シンハラ文字)です。


南インドの諸言語(テルグ語、カンナダ語、コンカニ語、タミル語、マラヤーラム語)はそっくりだけどスリランカほどのインパクトはないので、ちょっとマイルドと思ったら南インドへ。

次にちょっと似てるのがラオスのラオ文字

ヴィエンチャン
「サイタニ地区へようこそ」

丸とか渦巻というよりは寄生虫みたいなくねくねなのでなんとなく見分けられそう。


ラオ語よりもカクカクしててほとんどの文字に〇がついてるのがタイ(タイ文字)

「下痢」「原因」「症状」
ただし丸のないフォントもある

で、雰囲気近いけど服をかけるハンガーみたいに上にフックがついてるのがカンボジアのクメール文字

矢印のうえに「距離 150 メートル」


アジアのこれらの文字は一つの国でしか使われていないので見分けられれば文字Guessできます。

自信がないときは左側通行(スリランカ・タイ・インド)、右側通行(カンボジア、ラオス)で確認します。


ヨーロッパでは

ギリシャ:数学の文字
卵屋さんの車

イスラエル:ユコロnユコロn
「人生をかけた戦い!」

ドイツ:ß (これssの合字なんだって!!)

地下鉄「クロスター通り」駅




ちなみに世界で最も話者が多いのは中国語ですが、中国はいまのところストリートビューはなく、博物館などスポットでたまに出てくるだけですのでジオゲッサーではあまり目にすることはありません。台湾、香港、マカオは出ます。

(と思ったら中国も増えてきた?やばいかも・・・)


むしろ漢字とローマ字とアラビア文字の併記をみたらマレーシア

マレーシアの多言語表記(ジョホールバルの黄色看板)
人材派遣会社と歯医者と車屋


次に多いのは英語でその後は スペイン語 ヒンディー語 アラビア語 ベンガル語 ロシア語と続きます。

この辺りは「話す人が多い≒話す国が多い→国は特定できない」となります。

スペイン語(ローマ字) español:特殊文字ñ。中南米でめちゃくちゃ見る。

ヒンディー語(デーヴァナーガリー文字) हिन्दी:上がまっすぐ線 インドのみだがベンガル語と見分けられるか?

アラビア語(アラビア文字) اللغة العربية:下がまっすぐ線 アラブ・エジプトなど北アフリカそしてマレーシア!   

※イラン周囲のペルシャ語はインド系の言語だが文字はアラビア文字を使うので注意

ベンガル語(ベンガル文字) বাংলা:上まっすぐ線でヒンディーよりとがってる? インド・バングラデシュ

ロシア語(キリル文字) кириллицаロシア・モンゴル・ウクライナ・ブルガリア・キルギス・北マケドニア・ベラルーシ・・・




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