自動運転よりもMT車を、自動車よりも馬を愛でるblog
※車の整備と動物の医療行為は自分の責任の下で行ってください

2021年9月27日月曜日

パワステ異音

#welovealfaromeo

パワステから異音と振動 :-(

アンダーカバーがあるので気がつかなかったがパワステオイルが漏れて減っていた。
どうやらパワステポンプにエアーが入ってしまったようだ。

ひとまず、STPのパワステオイル漏れ止め材を欧州車には使うなと書いてあるが足しながら走ることにする。ワコーズの方が良かったかな。
しかし、調べてみると、パワステホースのゴムホースと金属パイプのつなぎ目のオイル漏れは156の持病らしい。
足しても直後はダメでポンプが壊れたかと思ったが、しばらくしたら例によって自然治癒した。

に、しても車検までに直すしかないが、パワステホースもパワステポンプも生産終了の在庫なしとか・・・。

パワステホースはスペシャルな高圧ホース屋さん(?)に頼むと修理してもらえるらしい。
パワステポンプも社外品やらOEM品やらが手に入るらしいが、どうも怪しいブツや怪しい通販サイトが多い。

交換もクロスメンバーを外さないと出来ない大仕事らしいし・・・

みなさんどうしてます?

ここ最近の潮流からするとガソリンエンジン自体が日本からなくなるのはまだまだ先かな?と思う。フェラーリもなんだかんだV12を続けている。

しかし個人的に156GTAを超える車は今後も出てくることはないだろうと感じる。
いい車は他にもあるが、このエンジンやスタイル、実用性(FR, MRに憧れはあるが雪国ではFFなのが地味にありがたい)、そしてなにより車を聞かれたときに「アルファさ」と答えられることをもう手放せられない。最高!
なので今のところ修理一択!

遠野カッパ渕


2021年8月4日水曜日

輸入凍結精液産駒たち 2021


Au Japon, 4 poulains sont nés par IAC avec des paillettes importé de France.

2020年に続き、2021年もフランス産の凍結精液による産駒が岩手で生まれました。


Contendro GFE x Elma queen (Friedenslaut WESTF)
mâle


Contendro GFE x Lorenzia (Bridgestone KWPN)
mâle

コンテンドロ I は馬場、総合、障害なんでもOK!
東京オリンピックはメダルこそありませんが子、孫,ひ孫が多数出場しています。
馬場:Kontestro DB (フィンランド)
総合:Chipmunk(独)第8位、Cato 60(スウェーデン)
障害:Dez'Ooktoff(コロンビア)、Finn Lente(アルゼンチン)


Spirit of Semilly x Vali-slaut (Valissimo TRAK)
femelle


Rock’n Roll Semilly x Vali-sakura (Valissimo TRAK)
femelle
一番上の写真もこの馬

スピリットオブセミリとロックンロールセミリは障害飛越の大種牡馬ディアマンドゥセミリDiamant de Semillyの後継種牡馬です。
Diamant de Semillyの子、孫には
総合:Toledo de Kerser(英)第2位、Diachello(NZ)、Viamant du Matz(独)、Fascination(デンマーク)
障害:DONATELLO 141(イスラエル)予選減点0、Venard de Creisy(スイス)優勝候補も残念予選落ち、Emir(アルゼンチン)、
がいます。

また、障害1走目減点0のClooney 51(スイス)の父Cornet Obolensky やJefferson(英)の母父Knnnan の凍結精液もGFEが取り扱っておりお取り寄せ可能かもしれません。
※日本は現在フランス産の凍結精液しか輸入できない。

おっとClooney 51は母父が遠野の大種牡馬フリーデンスラートの父でもあるFerragamoなのでフリーデンの甥になるんですね。がんばれ。

2021年8月2日月曜日

メダルなるか?総合決勝

戸本選手とVINCIが7位で決勝進出です。バー1本落下に相当する4点差の中に2位から7位までが含まれる接戦です!

このあと8時45分開始!

注目は達磨障害です。





人も物見してしまうインパクト。
難易度も高いです!

2021年8月1日日曜日

クロスカントリーなう

 新幹線障害のクオリティがほほえましい



池の屋形船は風流ですね



2021年7月30日金曜日

Tokyo2020 オリンピック総合馬術

 総合馬術は7/30,7/31に調教審査(馬場)からスタート。

そして8/1の朝7:45からが海の森の特設コースが注目の耐久審査(クロスカントリー)、

8/2が余力審査の二走(障害)です。メダルのかかる決勝は午後8:45から。

凍結精液によって日本で生まれたコンテンドロの子(遠野)


強いのはイギリス

これにプラスドイツフランスアイルランドといったヨーロッパ勢 vs クロスカントリーに強いオセアニアのニュージーランドオーストラリア vs カウボーイの国アメリカ vs 2018世界選手権団体4位の日本

という構図が見どころ。

予選の馬場・野外・障害を終えると上位25名が決勝の障害2回目に進むのですが、疲れてフラフラになりながらもライダーとの信頼関係を頼りに障害をクリアしていく姿には涙涙で、完走した全人馬に感動するでしょう。

他の馬術競技と違いクロスカントリーでの反抗3回や落馬、転倒による失権が珍しくないことや、途中の獣医師による馬体審査(ホースインスペクション)での失権、疲れで最終日の障害が飛べなくなっての失権などもあり、特に団体戦は3人馬が完走しスコアをそろえるだけでも難しいのが総合馬術です。

運や天を味方につければ下克上も十分あり得るだけに、日本も最もメダルに近いのが総合馬術だろうとここ数年総合馬術の強化に特別力を入れています。

頑張ってほしいですね。

総合馬術に出る馬は当然3種目ともこなせるオールラウンダーでなければいけません。この点に関してはフランスの品種「セルフランセ」が強いようです。

フランス代表がセルフランセで揃えてきているだけでなく、馬産大国ドイツもセルフランセ(フランス産&ドイツ産)での出場になります。

特にセルフランセのライセンスももっているGFE(フランス育種協会?)の種馬CONTENDRO GFEの子がバランス抜群。

CONTENDROの子チップムンク Chipmunk(ドイツ)やキャト60 CATO60(スウェーデン※セルフランセではない)は優勝候補です。馬場にもコンテストロDB KontestroDB(フィンランド※同)が、障害飛越にもムンバイ Mumbai(ドイツ※同)が出場予定でオールランダーぶりがうかがえます。

また、コンテンドロと同じくフランスからの凍結精液の輸入が(たぶん)行われているディアマン・ドゥ・セミリDiamant de Semillyの子ヴィアマン・デュ・マッツViamant Du Matz(ドイツ)とトレドデカーサーToledo de Kerser(イギリス)も優勝候補です。

Diamant de Semillyは後継種牡馬や近親種牡馬も多数おり、今後の国産のHARAS DE SEMILLYのスタリオン産駒に期待です。


2021年7月24日土曜日

東京オリンピック開幕 馬場馬術は7/24~7/28

 取り急ぎ馬場馬術競技の見どころを!

まず間違いないのがドイツ強し。

予選の最後(7/25 21:51)に登場するイザベル・ベルトIsabell Werthは個人団体合わせて10個のオリンピックメダルを持っており、今大会でも2018年世界選手権で優勝しているベラローズⅡ(ウエストファーレン種)とのコンビで優勝最有力候補です。

ドイツはイェシカ・フォンブレドウ=ベルンドルJessica Von Bredow-Werndl &TSF ダレラ Bb(トラケナー種)が世界ランキング2位、ドロテー・シュナイダーDorothee SCHNEIDER &ショータイムFRH(ハノーファー種)も世界ランキング4位と上位独占(1位と3位がイザベルベルト)という圧倒的強さ。全員が優勝候補です。

馬もばっちりドイツ産で揃えていてたまりませんね。

これに対抗するのがオリンピック馬場個人2連覇中のイギリスのシャーロット・ドュジャルダンCharlotte Dujardinですが、2連覇を達成し馬場馬術グランプリフリースタイルの世界最高得点(94点台)をだしたことのあるヴァレグロは既に引退しており、今大会は10歳と若いジオ(KWPNオランダ温血種)とのコンビで爆発力に期待。

またヴァレグロの前の世界最高得点をマークしていたオランダのエドワルト・ハルEdward Galは伝説の馬場馬トーティラスの子で9歳のトータルUS(ハノーファー種)との出場ということで楽しみです。

他にもデンマークのカタリーヌ・ドフールCathrine Dufour&ボヘミアン(ウエストファーレン種)やアメリカのステファン・ピーターズSteffen Peters&サッペンカスパー(KWPN)もメダルを狙えます。

団体もこれまでに出てきた国がメダル候補と思います。

他には、選手の年齢が40代、50代がざらにいる馬場馬術の中で20代と30代で団体チームを組んでいるフランスは応援したくなりますね。


さらに日本も実はメダルを狙っています。というのもJRAが本気です。

さすが天下のJRA様。2017年2018年とそれぞれ8億円もの強化費を投じ、オリンピック用の馬の購入費などに充てています。日本サッカー協会のチーム活動費が男女合わせて年間3億円と言いますからすごい額です。

というのも、高級品の代名詞のようなサラブレッド競走馬ですが、それよりもさらに希少かつ貴重なのが優秀な馬術競技馬です。優秀な馬術競技馬の育成には10年もの時間が必要なうえに、相棒である愛馬をそう簡単に売ってはくれないものです。また、優秀な馬は優秀な教官にもなり、選手のレベルアップにもつながります。

値段は非公表ということですが、JRAは金メダリストのシャーロット・ドュジャルダンが調教し、国際大会ロイヤルウィンザーホースショーでグランプリ優勝経験もあるバローロ号を購入してJRA職員とともに海外を拠点として武者修行を重ねさせました。

これだけでもJRAのヤバさがわかりますが、今大会ではバローロ号は予備馬です。

出場するのはイギリスやデンマークで調教・競技されてきたルードウィッヒ・デル・ソンネンコニッヒ2(オルデンブルグ種)とフィンランド代表として本大会にも出場するヘンリー・ルオステの調教馬ウラカン10(デンマーク温血種)がJRA馬事公苑所属の佐渡 一毅北原 広之とともに。やはり本大会にも出場するオーストラリアのシモーン・ピアースSimone Pearceとともにグランプリ競技に出ていたスコラリ4(ハノーファー種)がアイリッシュアラン乗馬学校の林伸伍とともに。

佐渡選手が4番目の演技(7/24 17:27)で先陣を切り、2日目は国際大会優勝経験もある北原選手、名門明治大学出身で全日本選手権を3度制している林選手が登場。7/27の団体決勝、7/28の個人決勝フリースタイルとメダルを狙います。

馬場馬術競技は始まってしまえばそれほど波乱のおこらない競技といえますが、何年もかけて育てた馬を大一番の舞台に無事に送り出すというだけでも大変なことです。ましてやヨーロッパからの飛行機での大移動、新型コロナウイルス対策での不便さ、東京の夏の暑さが重なっては何が起こるかわかりません。

全人馬が健康に最高のパフォーマンスが出せるように祈りますが、日本選手が地元開催の利を活かして上位に食い込んでくることも期待しています(といっても馬はヨーロッパからの輸送ですが)。

ちなみにフィンランド代表のヘンリー・ルオステHenri Ruoste選手と組むコンテストロDB(ベルギー温血種)は凍結精液で日本でも子供が生まれているコンテンドロgfeの子です。障害や総合だけでなく馬場もいけるんですね。

さらにショータイムFRHやスコラリ4、フランス代表モーガン・バルバンソンMorgan Barbançon選手と組むサードナーホールⅡOLDはサンドロヒットという大種牡馬の子です。同じくサンドロヒットを父に持つソリマンドゥハスの凍結精液も日本で供用されていますので、フランス産の凍結精液の輸入開始に伴って日本でもオリンピッククラスの血統の馬が手に入るようになりました。

夢は国産馬でのオリンピック出場ですね。


参考 五輪強化費、サッカーの倍以上の「マイナー競技」とは?:朝日新聞



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