「メタ~~」の意味は「高次の~」「超越した~」
身近なところではギャグマンガの登場人物が作者や読者に話しかけてくる「メタフィクション」なんかがあります。
ジオゲッサーでいうところのメタは、サスペンスドラマで役者で犯人がわかったりする「メタ推理」に近いかもしれません。
要するに本来の目線からではわからないところから答えを導き出すということでしょうか。
ジオゲッサーを「地図の中を旅行するゲーム」と考えると、旅行者目線とは関係のないグーグルカーから国を当てるなどというのは邪道になってしまいますが、
なにしろ "World" という巨大なものが相手のゲームですから、画面上のどんなヒントも漏らさないという姿勢で良いと思います。
まあ、こういうのは無理やり詰め込もうと思っても覚えられなくて、必要性に迫られると自然と覚えると思います。
とにかく論より証拠。グーグル様も知ってか知らずか、「これはヒントがないとキツイでしょ」ってところにありがたいカーメタがあったりします。
まずはカバレッジと呼ばれるもの
これは出題範囲。公式ストリートビューが無い道はそもそも出題されません。
中間テストの範囲外と知らずに一夜漬けで勉強して睡眠時間返せって思う高校生あるあると同じで出ないところにゲスしても意味がありません。
アフリカや中央アジア、中東あたりは半分以下の地域しか出題されませんので出る国を覚えます。ロシアやカナダの北極に近い方もほとんど出ません。最近ではパナマが出るようになったりなど日々更新されているので注意が必要ですが。
次にgoogleカメラの世代
第一世代「Gen 1」から第4世代「Gen 4」まであって、世代が進むに従って画質もよくなる。
Gen1カメラは看板の文字が読めないほど画質が粗く「これじゃ何もわからん!」てなるけど、その時点でほぼほぼアメリカかオーストラリアかニュージーランドとわかります。たまにカナダもある。落ち着いて右側通行か左側通行か確認されたし。
Gen2カメラはブラーと呼ばれる円形の大きめのぼかしがグーグルカーに(つまり下に)かかっているカメラ。ありがたいことに南アフリカっぽいときにGen2なら南アフリカで決まり。そうでなければレソトやエスワティニ、ボツワナの可能性もあり!
あとは旧東側諸国や旧ユーゴスラビアではあまり見られないみたい。
Gen3は今最も一般的なカメラ。Gen4は新しいカメラで、エクアドルやペルー、ボリビアにはGen4はないので南米を見分けられると聞いたことがあるけど、いつ更新されるかわからないし、そもそもGen3とGen4の見分け方を誰か教えて!というレベル。
そしていよいよカーメタの破壊力を感じていただきたい。
特に日本人には見分けが難しいアフリカで助けてくれます
有名なシュノーケルのケニア 川でも渡るんか?
シルバー(もしくは白)のピックアップトラック。はいセネガルですね
ちなみにですが・・・
ジオゲッサー画像から逆ゲスさせてもらうとこれらはトヨタ・ハイラックス
でしょうね。
そして黒いのはルワンダのフォルクスワーゲン・アマロック
右前のルーフラックに巻かれている黒いテープも活用させてもらいます。
ガーナ。
黒いテープ以上にインパクトのある車だわ
ミラーだけ見えるウガンダのトヨタ・タコマ
ナイジェリアはグーグルカーではなく後ろをずっとついてくるパトカーで判別可能。ジオゲ用語でフォローカーという。
チュニジアのフォローカーはパトカーではないので見落としがちですがいくら動いてもずっと4WDのSUVがついてくるのでわかります。
他地域でも。
キリル文字でわかりにくいモンゴルとキルギスが荷物とルーフラックでわかる。
荷物満載のタコマ:モンゴル
前の溝が黒いルーフラック:キルギス
ルーフラックが見えたら「ちょっとマイナーな地域かも」と身構えた方がいい。ほかに離島やグアテマラ、ラオスなどでルーフラックが見られる。
レユニオン島ではガーナのように黒いテープが巻いてあるが場所が右後ろ
ここから先はマニアックだがぼかしがかかっているグーグルカーの色を判別するテクニック
ロシアとウクライナで迷ったら?
赤い車はウクライナのことが多い
ただしロシアでもぼやっと赤い車の場合もあって要注意。極東ロシアの可能性あり。
言われてみればぼやっと赤いきがするような、しないような
でも適当にモスクワとかにおいて極東だと大ダメージなので早くモザイクを透かし見る心眼を修得しましょう。あ、悪用はいけませんよ。
アルゼンチンかチリで迷ったら
上 黒い車:アルゼンチン
下 白い車:チリ
100%ではないらしいが・・・
両国とも南部は特にカオスなので要注意
アンテナも使います
カタールの横アンテナ
ヨーロッパでアンテナがなかったら
セルビアか北マケドニア
セルビアは薄くて反射板の偏ってるボラードと合わせて
ハゲで薄くてズラ(ズレてる)、と覚えたり覚えなかったり・・・。